Inspire1 V2.0

DJIインスパイアシリーズ・ニーズ別ベストチョイスはコイツ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

インスパイアシリーズの最新モデルInspire2が販売されて、はや半年です。わたしはそれに伴ってInspire1はなくなるんだろうなあと思っていましたが、まだラインナップに残ったまま!

実はそれにはワケがありました〜! インスパイアシリーズの購入を考えている。でもどれを選べば良いかと悩みませんか?

その答えを、DJI正規ディーラーであり、ドローンパイロットの筆者が検証しました!!

DJIインスパイアシリーズベストチョイスはコイツだ!

DJIの屋台骨ファントムシリーズは、実質ファントム4シリーズのみとなりました。エントリーモデルのファントム3スタンダードは残っていますが、他のファントム3の上位モデルはラインナップから消えましたね。

ファントム4プロと同じ時期にリリースされたインスパイアシリーズの最新モデルはInspire2です。

そして、インスパイアシリーズでは、他のラインナップが進化していく中、なぜか衝突回避機能がないInspire1がまだ販売されている!

今、買う価値のあるインスパイアシリーズはどのモデルか!? オークションなどでリーズナブルな価格になってきたInspire1 v1.0とも合わせ、それぞれの違い、存在価値を考えていきます!

というわけで、先に結論を

・V1.0はリーズナブルでコンディションが良い機体があれば買い!
・V1.0はカメラ交換で産業利用などを考えるとベストチョイス
・マイクロフォーサーズの高画質が欲しい方はV2.0またはProを選ぶべし
・RAWデータの動画や写真撮影ならInspire1 RAW
・最強の空撮ドローンならInspire2択一

DJIインスパイア1 Ver.1.0は今でも買いか!?

Inspire1 Ver1.0は、Phamtom3の上位モデルという位置付けで販売が開始されました。

その意図は、より本格的な空撮ドローン。

その最たる特徴が二人の操縦士でコントロールする、2オペレーションができること!

一人がドローン本体を、もう一人がカメラアングル&構図をコントロールする。

これは、本当に画期的な発想だと思います!

空撮に関われば関わるほど、ドローンの操作には繊細さが求められることを実感しています。

しかし、一方で機体の動きに集中すればするほど、同時にカメラの構図や露出、あるいはジンバルのアングルを繊細な操作するのは、難しいと感じています。

その問題を解消し、よりクオリティの高い動画や写真を撮ることができるのが2オペレーションによる撮影です!

実際、プロドローン空撮パイロットに話を聞く機会がありましたが、本当にイメージにあった動画を撮るなら2オペは必須とのこと。

撮りたいものを撮り逃さない。それが2オペの最大のメリットです。

さて、Inspire1 Ver1.0。これができます!

4Kクオリティの撮りたい絵を取れる、スーパー空撮ドローンです。

WRCなどの撮影では、DJIがWRCとタイアップして、インスパイア1での2オペで撮影されている映像が結構あります。

さあでは、カメラスペックを他のインスパイアと比較してみます。

 インスパイア1 V1.0インスパイア1 V2.0インスパイア1 Proインスパイア2
カメラX3X3X5X5S
※X4Sも搭載可能
センサー1/2.3インチ1/2.3インチM 4/3M 4/3
画素数(ピクセル)12.4M12.4M16.0M20.0M
ビデオモード
一部のみ
4096×2160 25fps
3840×2160 30fps
4096×2160 25fps
3840×2160 30fps
4096×2160 25fps
3840×2160 30fps
5280×2972 30fps
4096×2160 59.97fps
最大飛行時間約18分約18分約18分約27分
※X4S装着時
最高速度79.2km/h79.2km/h79.2km/h94km/h
X5搭載のためのオプション
X5対応耐震ボード必要必要なしX5標準搭載X5は搭載不可
X5Sは搭載可能

インスパイア1 V1.0とV2.0の違いは、マイクロフォーサーズのセンサーを持つX5カメラをオプションなしでつけられるかどうかです。

V1.oの場合、市場実勢価格13,000程度の、耐震ボードセットをつけることでX5を搭載可能です。

モーターやプロペラなどがV2.0では変更されていますが、それはX5を取り付けるためのリファイン。

これがV1.0につくかというと、ちょっと大掛かりでモーター+ESCまで交換しないと本来の性能は発揮できません。モーター+ESCの価格は1個あたり、37,000円程度なので現実的ではないですね。。

AIRSTAGEのHPより引用

なので、 V1.0では耐震ボードをつけてX5へとカメラをアップグレードはできるものの、V2.0やPROには飛行性能でやや劣るという結論です。

とはいえ、2オペは可能ですし、X5へのアップグレードも可能なので、オークションで比較的安いのであれば落とすのもアリかと。。ただ、くれぐれもコンディションにはご注意を!

筆者所有のMavicを修理に出した時に、基本点検料だけで18,000円オーバー、パーツ代と合わせ21,800円かかりました。

Inspireは基本点検料がもっと高いため、コンディションチェックだけでも、もっとかかるはずです。

そうすると、オークションで安く手に入れたはずが〜、ということになりかねないので、もし中古を手に入れるなら、使い方やコンディションの把握できる機体を知り合いから。というのが良いのではないかと思います。

オークションでは10万円代でも出ているので、価格的には非常に魅力的。

将来V2.0を購入を考えているなら、V1.0の中古+X5カメラを別途購入して、使い倒してV2.0へバージョンアップもありかと! インスパイア1V2.0は機体のみが17万ちょっとで手に入りますからね!

あ! ちなみにInspire2にはX5は使えません。専用のX5Sのみ対応です!

インスパイア1V1.0の本当の価値

インスパイア1V1.0の本当の価値は、空撮用カメラ以外も取り付けることができること!

ズームレンズ、赤外線カメラなどを取り付けることで活用領域が大幅に拡大します。

インスパイア2は空撮に特化したドローンですが、インスパイア1は空撮だけでなく、産業利用が可能ということです。

ズームレンズは被写体と近づくことが難しい環境下で活用できます。

光学7倍ズームまで可能なZ3は10万円ちょっとでアップグレード可能!

さらに赤外線カメラであれば、建造物の損傷状況確認や、農業における生育データの収集、あるいは災害時の捜索活動などに活用できます。

  

インスパイア1 V2.0やProも同じように可能です。しかし、もしリーズナブルに機体を導入したいという前提があるならV1.0も選択肢としてはアリだと思います。

ただし、前述のようにコンディションの良い機体を手に入れることは忘れないでくださいね!

また、Inspire2にはズームカメラや赤外線カメラは、今のところ取り付け不可なので、産業利用までの広い活用を考えているならInspire1シリーズ択一というのが現状です。

もちろん、もっと高性能ということであればMatriceシリーズもアリですが、高いです(笑)。

Inspire1 V2.0を選ぶ理由

インスパイア1 V2.0は、V1.0からモーター+ESC、プロペラ、着陸用スキッド、ジンバルマウントを変更したモデルです。

その意図は、マイクロフォーサーズカメラX5を取り付けられるようにするためです。

先述のように、V1.0にもX5はつけれるわけですが、飛行性能ではモーターとプロペラを変更したV2.0の方がコントローラブル。

しかし、 Phantomシリーズが進化してきた今、あえてInspire1 V2.0を買うメリットがあるのか検証します!

Inpire1 V2.0 vs Phantom4Pro

インスパイア1V2.0を選ぶ価値があるか、あえてファントム4プロと比べてみます。まずは、スペックや価格を比べてみましょう!

 Inspire1 V1.0Inspire1 V2.0Inspire2Phantom4Pro
重さ(バッテリー&プロペラ含む)3060g
3060g3440g(ジンバル&カメラ別)1388g
最大飛行時間18分18分27分30分
標準カメラX3
2/3インチCMOSセンサー
4K対応
X3
2/3インチCMOSセンサー
4K対応
X4
1インチCMOSセンサー
4K対応
1インチCMOSセンサー
4K対応
ジンバル垂直:-90°〜+30°
水平:±320°
精度:±0.03°
垂直:-90°〜+30°
水平:±320°
精度:±0.03°
垂直:-130°〜+40°
水平:±320°
回転方向:±20°
精度:±0.01°
水平:-90°〜+30°
精度:+0.02°
障害物回避機能なしなし前方
上方
前後左右
下方
価格24,1920円465,900円204,000円
オプションX5搭載用耐震ボード13,300円
X5 213,732円
送信機 53,244円
X5 213,732円
送信機53,244円
X5S 248,000円
送信機 65,200円

インスパイアシリーズの最大の特徴は
●送信機を追加することで2オペレータが可能
●X5シリーズにカメラをアップグレードするとレンズ交換が可能
●ジンバルが水平方向に回転する の3点。

空撮をする上で、これらのメリットは計り知れません。

前述しましたが、「飛ばすこと」と「撮影すること」は分けることでよりクオリティの高い空撮が可能になります。

その点で言えば、旧型となったインスパイア1といえどもファントム4プロに対しては圧倒的なアドバンテージがあります。

また、カメラレンズを交換できることで、ファントムシリーズでは絶対に撮れない映像や、写真を撮れるのも、ハイエンド空撮ドローンならではのメリットと言えるでしょう。

プロユースの一眼レフ搭載までは必要なくとも、レンズ交換で多くのバリエーションを撮影したいというニーズがあるなら、インスパイア1はまだまだ選択肢に入ってきます。

そして、ジンバルが水平方向に回転するので、機体はホバリングしたままでカメラだけ横パンができます。

実際には、2オペのメリットはこの機能があるから活きてくると言っても過言ではありません。

こんなことが可能になります!
●車を追尾→追い越し→カメラを真横に向けて併走あるいは引っ張り撮影風の撮影
●前方に飛びながら横にある被写体を撮影する
●被写体の周りを飛行して撮影するポイントオブインタレストでも、より緻密な構図を作れる

など、ジンバルが回転することで撮影のバリエーションは飛躍的に増えます! だからこそ、インスパイアは空撮のプロユースとして使われるワケですね〜!

カメラ比較。どのモデルが最強か!?

DJIの中で最強カメラはどれか。表にしてみました。

順位カメラ名センサー画素数最大動画サイズ価格
1X5S4/3CMOS20.8M5.2K(RAWビデオ記録可能)248,000円
2X5R4/3CMOS16M4K (RAWビデオ記録可能)427,680円
2X54/3CMOS16M4K213,732円
3X4S1インチCMOS20M4K76,900円
3ファントム4プロ標準カメラ1インチCMOS20M4K90,600円
5X32/3インチCMOS12.4M4K56,916円
6ファントム4標準カメラ2/3インチCMOS12.4M4K47,520円

スペックで見ればやはりInspire2のX5Sですが、Inspire1用のX5Rも素晴らしいですよね。高いですけど(笑)。

インスパイアシリーズのメリットは、やはりこのX5シリーズを付けられることでしょう。

V2.0は初めから、このX5を付けて撮影することを前提に設計を見直したモデルです。

現ラインナップではInspire1Proはなくなっており、RAWファイルでの静止画&動画撮影が可能なカメラX5Rを搭載したInspire1 RAWが最高峰。

ですが、Inspire1 RAWの価格は2オペ仕様で653,400円!

インスパイア2のX5S搭載モデルが、799,000円。なんか麻痺してきました(笑)。

ちなみにRAWファイルはインスパイア2用のX5Sも記録できます。

スペックを見るとX5Sの方が良さそうですが、インスパイア1用の最強カメラX5Rは40万越え。スペックでは見えないすごさがあるのでしょう。多分。

さあ、まとめましょう!

インスパイア2Xの5Sモデルが RTFのドローンとしては最強ですが、X5を搭載したインスパイア1 V2.0、そしてV1.0もカメラスペックではPhantom4Proをはるかに凌ぐ! これが結論です!

Phantom4Proのメリット

Phantom4Proはカメラスペックでは見劣りするものの、実際に撮影できる素材は本当にクオリティの高いものです。

プロのドローンカメラマンに話を聞く機会がありましたが、そこいらのちょっと高いデジカメよりも、Phantom4Proのカメラは優秀とのこと。侮れないとおっしゃっていました!

具体的なインスパイア1に対してのアドバンテージはこちら!
●コンパクト
●自動飛行&空撮のモードが多彩
●飛行時間が長い
●オールマイティ性であれば優位
●障害物回避機能が充実している
●価格が安い

このような利点は、空撮ドローンにとってとても大切なポイントです。先述のように撮れる素材のクオリティは十分に高い。

2オペではない撮影環境下では、ファントム4プロの方が運用がしやすいと言えるでしょう! ファントム4プロだって決して安くはありませんが、Inspire1のメリットを活かすべく2オペにして、カメラをX5に交換すると40万越えですから。

2オペの必要性がなく、ファントム4プロで性能面で問題ないなら、あえてInspireシリーズを手に入れる必要はないでしょう!

Inspire1のメリット

一方のInspire1のメリットをおさらいします。

●X5搭載であれば撮影素材のクオリティが上がる
●レンズ交換で広がる撮影バリエーション
●オプションのカメラで空撮以外の用途にも使用可能
●2オペレータによる撮影クオリティアップ
●ファントム4プロより速い飛行速度(最大79.2km/h Attiモード)

レンズ交換のメリットを享受せよ!

レンズ交換に関しては以下のレンズが使用可能です。

推奨対応レンズ
●DJI MFT 15mm f1.7 (35mm換算30mm視野角72°)
●Panasonic Limix 15mm f1.7(35mm換算30mm視野角72°)
●OLYMPUS M.ED 12mm f2.0(35mm換算24mm視野角84°)
対応可能レンズ
●OLYMPUS M.ZUMIKO 17mm f1.8(35mm換算34mm)
●OLYMPUS M.ED 25mm f1.8(35mm換算50mm)
写真撮影のみ対応
●OLYMPUS M.ZUMIKO 14-42mm f3.6-5.6(35mm換算28-84mm)
●OLYMPUS M.ZUMIKO 45mm f1.8(35mm換算90mm)

  

空撮ドローンの写真や動画というと広角というイメージがありますが、人目線に近いといわれる50mmレンズも使えるんですね。

レンズが変えられるということは、演出も変えられるということ。

あたかも、人が空を飛んでいるような目線で撮影することもできるんですね。

レンズ交換をした実例の写真を掲載した本も見ましたが、明らかに異なる世界観を作り出しています!

ドローンならではの遠近感を出したいならOLYMPUSの12mm。人目線に近いのが同じく25mmです。もっとドローンらしい写真や動画を撮りたいなら、Inspire1標準のX3もなかなかのものです。

ただそうなると、画質ではPhantom4proの方が秀逸なので、Inspire1を選ぶ理由がなくなってしまうのですが。。

この辺りは、どんな差が出るのかインスパイアをゲットしたら試してみたいです〜(笑)

Inspireをビデオカメラとして使う!?

重さが3kg超もあるので、頻繁にとか、ロングタイムでという使い方は考えられないんですが、どうしてもというならInspire1にお好みのレンズをつけて、ハンディビデオカメラとして使用可能です!

実際、Inspire2はDJIの紹介用短編映画では、ハンディカメラとして使われています!

映画用のカメラは移動が大変ですが、短いシーンならInspire1をハンディカメラがわりに使えるんですね。

その短編映画では、空撮→キャッチしてそのままハンディカメラにという映像もあったり! なるほどと思いました。

それだけ、Inspire+X5シリーズの映像はクオリティが高いともいえますね!

それも、レンズが変えられるので活用できる事例といえるかもしれません。

Inspire1V2.0まとめ

結論!
プロユースで撮影のバリエーションが欲しいなら→インスパイア1 V2.0!

オールラウンダーとしてドローンならではの映像や写真を撮りたい→ファントム4プロ!

どちらも選ぶ意味のあるドローンですね。

では、インスパイア1 V1.0ではなく、V2.0を選ぶ理由は!?

ズバリ。X5シリーズに特化した飛行性能。大きな差は実はコレだけです。変更点はモーターとESCですが、飛行には差が出るようです。

X5搭載用の耐震ボードはオプションでV1.0にも付くので、実質、差はなし! あと強いてあげるとしたら、プロペラの取り付け部が改良されているので、信頼性とプロペラの寿命が伸びるという差がある程度。

なので、X5シリーズ運用がメインになる! というのであればV2.0を選ぶべしです!

そんなの関係ないというなら、V1.0でも十分ですよ!

ちなみにInspire1 Proは現在、販売されていませんが、 V2.0にX5カメラをつけたモデルです。価格が下がっていれば、中古では意外に狙い目かもしれません。

Inspire1RAWの存在価値

ドローンがこれだけ増えてきても、RTFモデルでRAWデータの動画を撮影できるDJIドローンは
●Inspire1RAWまたはInspire1 V2.0+X5R
●Inspire2+X5S の2択しかありません。

Inspire1RAWは2オペ仕様で653,400円。

機体(インスパイア1 V2.0)・送信機・X5Rを別に買うと、送信機1つで65万円オーバーです。なので、2オペセットの方がお得ですね!

Inspire2はというと799,000円也〜です。

ということは、RAWデータでの撮影ができるもっとも安いドローンが、Inspire1RAWということですね!

あ! RAWデータについてちょっと解説しますね。

RAWとは英語で「ロー」。日本語だと「生」という意味で、未加工のデータのことをいいます。

写真を例にとると、JEPGなどは撮影したデータを、JPEGで読み込めるよう、いわゆる加工されたデータです。

しかし、RAWデータは全く加工されていない、素のデータで、後から加工する場合、大きなメリットがあります。

動画も全く同じなんですね! MOVやMPEG4は加工済みのデータです!

それは「白とび」や「黒ツブレ」のような撮影状況下でもデータとして改善する余地があります。ということは、JPEGでは表現できない、「データの粘り強さ」とでもいえばいいでしょうか加工する余力があるんですね。

JPEGでは白とびして、加工してもイマイチなデータでも、同条件下でのRAWデータなら修正加工したら、使える素材に生まれ変わる余地がある。そんな感じです。

ただ、デメリットはデータ容量がデカイこと。なので使い分けが必要なんですが、一発勝負で綺麗な映像や写真を撮りたいときには、そのメリットの方が大きいと思います!

なので、プロのプロ用として、特に映画などクオリティ重視の場合は、RAWでの記録が必須といえるでしょうね!

そういうシチュエーションを想定するなら、Inspire1 RAWはまだまだ現役バリバリのオススメです!

Inspire2は本当に買いか!?

Inspire1とどこが違うのか!? まとめちゃいます!

もう一度比較表を見てください。

 インスパイア1 V1.0インスパイア1 V2.0インスパイア1 Proインスパイア2
カメラX3X3X5X5S
※X4Sも搭載可能
センサー1/2.3インチ1/2.3インチM 4/3M 4/3
画素数(ピクセル)12.4M12.4M16.0M20.0M
ビデオモード
一部のみ
4096×2160 25fps
3840×2160 30fps
4096×2160 25fps
3840×2160 30fps
4096×2160 25fps
3840×2160 30fps
5280×2972 30fps
4096×2160 59.97fps
最大飛行時間約18分約18分約18分約27分
※X4S装着時
最高速度79.2km/h79.2km/h79.2km/h94km/h
X5搭載のためのオプション
X5対応耐震ボード必要必要なしX5標準搭載X5は搭載不可
X5Sは搭載可能

まずはドローンの機体性能として、速度アップ、飛行時間が伸びているという進化がありますが!

本当の意味でのInspire2の深化は機能面にあります。

●障害物回避機能
●空撮モードが進化している
●IMU・気圧計・バッテリー・推進システムがダブルに!

これが何を意味するのか分析してます!

インスパイア2の障害物回避機能とは!?

同時期に発売されたファントム4プロは前後左右下方に障害物回避機能が搭載されました。

一方の上位モデルであるインスパイア2にはもっとすごい機能が!!!

と思いきや、前と上と下。

左右はつかず、その代わり上方にセンサーがつきました。またRTHもパワーアップしています!

DJI HPより

これはDJIの住み分けでしょう!

上方ということは、明らかに室内での撮影を想定しています。

DJI HPより

ズバリ、映画やテレビに使ってもらいたいと、DJIは意図したと思われます。

なので、屋外の狭い場所の撮影はファントム4プロの左右センサーと「ナローモード」が効果を発揮します。

サイズを比較すると
・ファントム4プロ 約30センチ四方
・インスパイア2 約43センチ四方

明らかに狭所の撮影はファントム4が有利でカンタンです。

狭い所の撮影を想定したファントム4プロに対して、もっとクオリティが必要なメディア製作を狙ったのがインスパイア2。だからあえて左右センサーはつけなかった。。。あとは機体の構造上、つけられなかったのかもしれません。

Inspire1のデザインを踏襲し、横面はバッテリーとカーボン製アームがあるので物理的に難しかったのかも。

空撮モードの深化

ファントム4シリーズよりも空撮モードは簡略化されています。例えばトライポッドモードや、ドロー、ジェスチャーモードなどはプロユースなのでありません。

ですが、「あったら使える!」。アクティブトラックはファントム4プロと同等以上の機能が与えられています。

それが構図モード。ファントム4プロにはないカメラのジンバルの回転機能があるからできるモードで、より構図をシビアに追求できます!

さすが、プロユース。ファントム4プロ敵いません。

そして、Inspire1と比べても、この空撮モードの進化は顕著です。インスパイア1はほぼマニュアルで空撮を行わなければなりませんでしたが、アクティブトラックを活用することで、イージーにかつクオリティの高い撮影を可能にしてくれます。

これこそが、インスパイア2が空撮最強ドローンといわれる由縁です!

空撮だけを考えるなら、今最高クオリティの仕事をしてくれるのが、インスパイア2です!

Inspire2まとめ

DJIの意図は

空撮だけならInspire2
空撮+産業利用ならInspire1 V2.0 という住み分けなのは間違いありません。

またInspire2はIMUやバッテリーのダブル化によって、飛行時の信頼性も向上しています。万一、一つにトラブルが起きても2つ目のIMUがサポートしてくれます。バッテリーも同様です。

あと、産業利用特化なら、Matrice200シリーズという選択もあります。高いですけど(しつこいですね(笑))。

Inspire2は測量分野でも活用できる!?

実際には工事現場の土量計算の測量では特殊なカメラは必要ないので、Inspire2は使えます!

土量計算の測量は、国交省が推進しているi-Constructionの一分野です。

最近は、お高いとはいえ、優れたソフトが出てきていて、この分野でドローンで撮影した写真を元に、工事設計に必要なデータを作成できるようになってきました。

ということはDJIの目論見に反して、Inspire2も測量に活用できる!

X5Sの5.2K写真は運用面でメリットは解像度が高いこと。このおかげで高度が高くてもデータとなる写真を撮影できるワケです。

つまり、工事を行う場所に高さのある障害物があっても、写真データが撮影しやすいんですね。

例えば、ファントム4なら高度20mの地点からの写真でなければデータとして認められないような場合、インスパイア2なら、30mでもOKといったことが。。

それだけ、対応できる現場が増えるともいえます。

高解像度カメラを搭載しているからこそのメリットなんですね。

そうなるとInspire2は
空撮+三次元測量の一部分野で活用可能。やはりInspire2は最強なのかもしれません(笑)

常に前を! FPVカメラという価値

そしてもう一つ、Inspire1からの明らかな進化といえるのが、撮影用カメラとは別にFPVカメラが搭載されたことです。

カメラがどこを向いていても、操縦者は常に前方をFPVカメラで確認しながら飛行できます。これがあるメリットはかなり大きいと思います!

Inspire1の場合、2オペレーターで空撮をしている場合、カメラはカメラオペレーターが操作しているため、ドローンの進行方向とは一致しません。ということは操縦者はドローンを必ず目視内に捉えていないと操作が非常に困難になる!

しかし、Inspire2の場合は、操縦者は操縦により集中できるようFPVカメラがついているワケです。目視外でも障害物を避けつつ操縦ができる。

またカメラオペレーターの撮影カメラの状況も切り替えて確認可能!

これはInspire2だけの装備。このことから見てもDJIは本気でInspire2をフライングカメラとして開発したことがわかる気がします!

インスパイアシリーズベストバイ総括

というわけで、ニーズごとに再度まとめます!

空撮ベストバイ

1位 インスパイア2+X5S+2オペレーション
2位 インスパイア1 V2.0+ X5(インスパイア1 Pro)+2オペレーション
3位 インスパイア1  RAW+2オペレーション
4位 インスパイア1 V1.o+X5+2オペレーション
5位 インスパイア1 V2.0+X3+2オペレーション

1位は価格関係なく性能でインスパイア2
2位はコスト+運用+クオリティで、V2.oの2オペ
3位はクオリティはInspire2に迫るものの、コスト高なInspire1 RAW
4位は中古で安く手に入ればという前提でV1.0+X5の組み合わせ
5位はカメラの画質は落ちるものの、2オペのメリットは享受できるV2.0の標準セット+送信機1台追加の組み合わせ

産業用をメインのベストバイ

1位 Inspire1 V2.0+X5+2オペレーション
2位 Inspire1 V1.0+X5+2オペレーション
3位 Inspire2+ X5S+2オペレーション
4位 Inspire1 V2.0+X3+2オペレーション
5位 Inspire1RAW+2オペレーション

マイクロフォーサーズの画質があれば、ファントム4プロなどに対してアドバンテージがあり、十分に対応能力はあります。

画質という面ではV1.0も同じなのでコスト面で有利で2位に!

画質最高のInspire2は3位にしてみました。

というわけで、価格も含めたベストバイは!

Inspire1 V2.o+X5+2オペレーション(=Inspire1 Proの2オペレーション)に決定!

DJIのHPより引用

必要十分な映像や写真のクオリティ、2オペによるメリットを享受できる、Inspire1  V2.0はまだまだイケてます!

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*